未塗装樹脂コーティング
こんにちは。
今日は未塗装パーツのコーティングをご紹介します。
未塗装パーツとはSUVのような車に多用しているフェンダーのアーチ部分などに樹脂製の黒いパーツです。
通常のボディーに施工するグラスコーティングは未塗装部分には施工出来ませんが、今日ご紹介させていただくコーティングはその未塗装部分にコーティング出来る未塗装部分専用のコーティングです。
では写真をご覧いただきながら説明をしたいと思います。
まずは施工前の状態です。
あらかじめ洗車をして樹脂パーツの汚れなどをしっかり落とし乾かしてあります。
○で囲った黒い樹脂パーツ部分に施工します。
この様なSUVのは結構な点数の樹脂パーツがあります。
サイド部分などもこの様に未塗装パーツがあります。
まずはボディーやガラスなど他の部分にコーティング剤が付かないようにマスキングテープで養生します。
この様にマスキングテープをパーツとの境目に貼っていきます。
この場所にも未塗装パーツがある為、マスキングします。
この車両は未塗装パーツがたくさんあるのでマスキングも結構な仕事量です。
右側も同じようにマスキング
こういったマスキングが一番大変かもしれません。
こういったマスキングもさっとこなすのもプロの技だったりします。
フォグランプのレンズにもコーティング剤が付かないようマスキングしておきます。
マスキングが終わった時点でいよいよコーティング剤を塗布していきます。
この様にコーティング剤を塗っていきます。
マスキングをしていると境目まで素早く塗布することができます。
これを全ての部分に塗布していきます。
コーティング剤が乾いてきたら綺麗なクロスで拭き上げて仕上げます。
拭き上げが終わったらマスキングテープを剥がします。
剥がす時は貼る時に比べ非常に速いです。(笑)
施工後3時間くらいの状態です。
施工前より若干深みのある黒になりました。
艶も少し出ている気もします。
フロントフェンダーアーチ部分も
サイド部分も
艶っぽくなっています。
この様のパーツも薄っすらと艶が出ています。
リフレクター周りと・・・
リヤバンパー下部
リヤフェンダーアーチ部分
ドアミラー部分
ワイパーの下のカウルトップ部分も施工しました。
翌日に撮った写真です。
黒い部分が黒く引き締まって見えます。
以上、樹脂コーティングをご紹介させていただきました。
こういった黒い部分は色褪せたり白っぽく白化してくると古さを感じてくるものですのでコーティングで保護できるのは嬉しいですね。
今までは市販の物やレザーなどに塗り込む液体などで未塗装パーツを黒くお手入れをされていた方も多いのではないでしょうか?
そういったお手入れでも一時的に黒くできますがすぐに白っぽく戻るまでが早かったり洗車の度にそういったお手入れをその都度行わないと維持できないのが現状だったと思います。
今回のコーティング剤はガラス系高硬度コーティング剤ですので耐久性についてはメーカー曰く約1年だそうです。
施工料金は未塗装パーツの数に異なりますが、今回の車両の施工ヵ所ですと税込で27,500円です。
車種により違いますので気になる方はお問い合わせください。
また、今回は未塗装パーツにコーティングを施工する製品をご紹介いたしましたが、既に白化が始まっている未塗装パーツを黒く復活させる物もございます。
白化は主に未塗装樹脂の表面に劣化により目に見えない程度のクラック(ひび割れ)が無数に出来ることによりそこに光が入り込み反射してしまうため表面が白く見える現象です。
そこでナノレベルでそのクラックに入り込み埋めることで黒く見えるようになる施工法です。
耐久性はメーカー曰く6ヶ月~1年だそうです。
こちらの方はまたの機会にご紹介出来たらと思いますのでお楽しみに・・・
では・・・
担当 及川
車のことならお任せください!
新車、中古車、車検・点検、修理、鈑金塗装のご相談は・・・
株式会社 望月商会
〒399-8301
長野県安曇野市穂高有明1772番地
TEL:0263-83-4002までお願い致します。