アルファード ハイブリッド異常
こんにちは。
今回は初代アルファードハイブリッドの修理のレポです。
走行中に突然警告灯が点灯したという事でのご入庫です。
プリウス、アルファード、この当時はまだハイブリッド車が出たばかりで珍しい車でしたよね。
そんな初代アルファードハイブリッドです。
この警告灯が点灯、説明書にはハイブリッドシステム異常と表記されて
います。
早速、診断機にて診断すると確かにハイブリッドシステムに異常が起こっているようです。
細かく内容を見るとインバーター系冷却異常と出ています。
つまりインバーターが冷却できていないという事です。
Ready ON状態にしてアイドリング
状態にてモニターを確認するとすぐに88度まで上昇。
電動式のウォーターポンプを触ってみると全く振動、作動音がなく動いていない様子です。
ポンプを外し
電圧を測定すると
エンジンが始動していないタイミングでしたので11.42Vと低めの電圧ですがちゃんとポンプまでは電圧が来ています。
新品の電動ポンプを注文して
そして取付!
スーパークーラントを補充していきますが
エア抜き用のプラグのキャップを
外して
エアーを抜きながら補充。
補充が出来たらON/OFFを繰り返しクーラントを循環させます。
最初の内はエアーの泡が出てきますのでクーラントを切らさないようON にしてはOFFを繰り返します。
減ってきたら補充しながら作業を続けます。
繰り返し行っていると気泡も徐々に少なくなり
泡が消え・・・あともう少し
気泡が出なくなればOK !
キャップを締め
リザーブタンクの量を調整!
そして診断機でエラーコードを消します。
消去完了。
データーをモニターしながら走行
走行中異常なデーターは出ませんでした。
アイドリング状態でインバーターの温度を確認すると46度で問題なく冷やされているようです。
再度診断してもシステムに異常なく良好ですので修理完了とさせて
いただきました。
ここからは番外編として今回の修理には関係ないのですが、フロントカメラの画像がほどんど見えない状態がとても気になり
フロントカメラを見るとレンズが曇りまくっていました。
カメラレンズを磨きレンズコーティングをしたところ・・・
最初はこの様な画像が・・・
この様に綺麗に映るようになりました。
今年は昨年以上に暑い夏でしたので、熱によるトラブルには気を付けたいですね。
そしてやっぱりモニターははっきり見える方がいいですね。
ではまた・・・
担当 及川
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