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ダイハツタフト リコール

こんにちは。
以前タントのリコールとしてご紹介させていただきましたが、今回は車検にてご入庫いただきましたタフトのシート取付ボルトのリコール作業をお届けいたします。

車検にてご入庫いただいた
タフトです。
リコールのハガキが届いていたので一緒にお願いしますという事で作業させていただきます。

他の車種は初めにシート取付ボルトのところに樹脂製のカバーが付いていてカバーを外さないといけないのですが、タフトはご覧の通りカバーがなく直ぐに作業可能な状態でした。

リヤ側もカバーが無く直接ボルトにアクセスできます。
作業写真は助手席側ですが運転席側も同様に作業してまいります。

まずは取付ボルトを1回転程緩めていきます。

リヤ側2か所緩めます。

次にシートを後ろにスライドさせてフロント側も緩めます。

フロント側も計2か所1回転程緩めます。
(4か所とも特に緩んではいませんでした。)

ボルトが緩んだ状態でシートを両手で掴み前後

そして左右にガタガタと揺すります。
こうすることでシート取付穴の位置が調整されるのだそうです。

適度に揺すった後は緩めたボルトを手で締付。
(ボルトに工具を当てていますが、手の力だけで締めています。)

次に反対側

そしてリヤ側

前後4ヵ所のボルトを手で締めます。

手締めが済んだらトルクレンチのトルクを10.0N・mにセット

フロント内側のボルトから仮締めします。

次にフロント外側を仮締め

シートを前にスライドさせてリヤ側も内側から仮締め

そしてリヤの外側を仮締め。

仮締めが済んだらトルクレンチのトルクを30.0N・mにセット

再びシートを後ろにスライドさせてフロントの内側から本締めします。

次に外側を本締め。

シートを前にスライドさせてリヤ側も内側から本締めします。

最後にリヤ側の外側を本締め。
これでシート取付ボルトの作業は終了です。

作業が済んだらフレームナンバーの部分に黄色のペイントを塗布

そして記録簿に作業内容を記載

メンテナンスノートにも記載して作業完了です。

以上がシート取付ボルトのリコールです。
以前のタントは対象が運転席側のみでしたが、今回のタフトは運転席、助手席が対象となっており左右のシートボルトの作業をしました。
内容的には緩めて揺すって締めるだけの単純な作業ですが、締める順番や締め付け方などが指定されているので決められた通りの作業をすることが重要となります。
このタフトだけでもリコールの対象台数は約20万7千台もありタフトを含め計8車種が対象となっているので相当な台数が対象となっております。
最近になって多くの方のところにリコールの通知が届いているのではないでしょうか?
しっかり対策を行って安全、安心なドライブを心掛けましょう!

ではまた・・・


担当 及川

 

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