ホンダN-BOX カメラエーミング
こんにちは。
今日は先日フロントガラスを交換したN-BOX、見ての通りこの車両にはホンダセンシングという衝突軽減ブレーキや運転支援システムなどが搭載されている車両なのでフロントガラスにカメラが付いています。
ガラス交換時にカメラを交換する新しいガラスに付替えるのですが、そのままではカメラの視点などがずれている為安全システムに様々な影響が出てしまい非常に危険です!
そのためにカメラを調整する必要があるのです。
その調整作業をエーミング作業と言いこれからエーミングを実施します。
今回の車両は平成30年式のN-BOXカスタムです。
エーミング作業は車両の前後の中心点を出し延長線上にターゲットと呼ばれる画像を設置して行います。
車両にコンピューター診断機を接続しメーカーのマニュアルに従い先ずは中央に設置したターゲットをカメラに認識させます。
次は左側を認識させます。
そして右側を認識させ・・・
無事にエーミング作業完了しました!
最後に全システムチェック!
全システム異常ありませんでした。
これでひとまず安心です!
この様なエーミング作業は当社にあるこの若草色の看板のある工場でなければ出来ません。
いかがでしたでしょうか?
令和2年10月以降の新型車からは国の法律によりこの様な衝突被害軽減ブレーキなどの運転支援システムの搭載が義務化されているのでこの様な作業はこれから先増えてくるはずです。
そして業者もただ自動車の部品を換えて直すだけではなく精密電子部品が正しく機能するように確実に調整するというスキルが国からも求められています。(国から認められた工場でしか作業出来ません)
もちろんこういったエーミング作業は無料ではないので今までの自動車に比べお金もかかりますがエーミング作業を怠ると安全装置が働かず非常に危険なので必ずカメラやレーダーなどを取外す作業をする際にはエーミング作業実施の依頼をしてください。
担当 及川