トヨタ86事故修理
新型のGR86が事故のため入庫しました。
フロント部分の衝突により前部が破損しています。
お相手の車両はSUVで足回りまでの損傷はなく
主に中心から若干左寄りに衝突した形跡が・・・
細かく見ていくと
結構パーツが破損しています。
グリル近辺も割れ
ボンネットは折れ曲がり
一件大丈夫そうなヘッドランプもブラケットが折れていて
反対側のライトのブラケットも折れています。
エンジンルーム内は・・・
ラジエータのファンが押されていてラジエータも損傷しているようです。
エアクリーナーケースも割れていました。
GRのプレートにも少し傷が付いています。
そしてボディーの修理が無事終わりましたが、ご覧のようにラジエータとクーラーコンデンサーを損傷により交換しているためクーラントのエア抜きを行いました。
次に冷媒ガスの充填を行いますが、この車両は1234yfという新冷媒を使っており、今までのゲージやガスを使うことができません。
配管の接続も形状が違うので専用のマニホールドゲージとジョイントで接続これは低圧側で
こちらは高圧側
真空ポンプを使って真空引きを行い
一定時間の真空引き後ポンプを止めて
40分程放置してゲージを確認
マーキング位置から針の位置が同じなのを確認後
新冷媒を
充填します。
コンデンサー付近の温度を見ながら充填作業を続け
まずは1缶充填が終わり
2缶目を充填
車内の温度設定を18度に設定し
吹き出し口の温度を測定・・・
約6度の冷風が出てきていて良好です。
低圧配管も良く冷えています。
その他、ヘッドランプユニットの交換なども行っているのでオートレベライザーのリセットやライトの光軸調整もしっかりと行っていますが時間の制約上、今回はここまでの御紹介とさせていただきました。
上記のような新冷媒の作業は事故修理後くらいしかまだありませんが器具などの使いまわしをしたりするとエアコンの破損につながりますので器具なども別に専用品を使わなければなりません。
当店は新冷媒にもしっかり対応しておりますので安心してお任せくださいませ。
ではまた・・・
担当 及川
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