ヘッドライト暗くて車検に通らない！
今日は当社の社用車ですが、車検の際に右側のヘッドライトの光量が出なくて車検に通りませんでしたので、得意技（笑）にて光量が出るように作業しました。
陰になって見にくいですがレンズ表面は完全に曇っています。
ランプの光が散らばってしまい光量が全くでない状態です。
左側は辛うじて光量が基準値最低ラインに届く程度でした。
ということでいつものように作業開始！粗いペーパーで表面を削っていきます。
ある程度削れたところで少し番手を上げて削ります！
そして更に番手を上げて削るを繰り返します。
繰り返すこと７回でやっと磨けるくらいになりました。
粗めのコンパウンドで磨きはじめて
仕上げ用のコンパウンドになるまで磨きだいぶ綺麗になりました。
その後、レンズコーティングをかけてこの状態に・・・
とりあえず右側は綺麗になりました！
こうして比較すると色が全く違います。
左側も同様に仕上げました。
左右共綺麗になりました。
光量も余裕で出るようになり問題なく車検パスしました！
日々車検業務をしている中で年式の古いお車になるとレンズの劣化による光量不足の車両はだいぶ増えてきています。
本来であればこの様な車両はヘッドランプユニットを交換して保安基準に適合するようにして検査するのですが、今日のこのヘッドレンズでも片側で約２万５千円位かかるので両方で５万円+消費税！もっと上級車種のヘッドランプになると片側で１０万円～なんてのはたくさんあります。
なので今日のような方法で作業すると両側８，８００円で済むのでお勧めです。
実際、今日の社用車は右側だけがダメだったので、右側だけの作業であれば４，４００円でOKです。
但し左右でレンズの色が違ってしまいますが・・・
ちなみに左右で色違いのランプ（電球）を取り付けた場合、光量が出ていても車検には通りません。
しかしレンズ表面の劣化による多少の色違いであれば問題ありません。
レンズが曇り光量が足りず車検に通らない！なんて場合、当社ではご予算に応じてさまざまなご提案させていただいておりますのでお気軽にご相談、お問い合わせください。
それでは・・・
担当及川
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