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ダイハツムーヴ異音・オイル漏れ修理

こんにちは。
今日は平成16式のダイハツムーヴの異音、オイル漏れの修理です。

今回の修理車両はこちらの
ムーヴです。
段差を通るとゴトッゴトッと結構大きめの異音がしていました。

原因はこのフロント右側ボールジョイントが経年劣化により摩耗してガタが出ていました。
ロアアームの交換が必要です。

左側は右側ほどではないですが小さいガタがありますのでこちらもついでに交換します。

まずは右側からボールジョイント部分を切り離し

メンバー側の前側のボルトを抜き取ります。

メンバー後ろ側はナットを取りボルトを抜かなければなりませんが・・・

この年代のムーヴはボルトが上から差し込んであるので上から抜くのですがご覧のように車体までの距離がありません。

このようにボルトが当たってしまいこのままでは抜き取ることが出来ません。

メンバーをジャッキで支えながらメンバー固定ボルトを外し徐々にメンバーを下ろします。

このように隙間をつくることによりようやくボルトを抜き取ることが出来ます。

これで右側のアームが取れました。

続いて左側ですがボルトが強烈に錆びていてアームのブッシュのスリーブとくっついていて回すこともできません。

何とかボルトを回そうと限られた工具でトライしますがスペースがなくびくともしません。

何度も潤滑剤を吹き付けましたが全然ダメです。

ボルトのねじ山をつぶさないように一旦外したナットを付け下からハンマーで叩きましたが全く抜けてきません。

何とか少しずつボルトを回せるようになり少しボルトが浮いてきましたが、この状態から動かなくなってしまいました。

時間ばかりかかってしまうので諦めてボルトを切断

ボルトが切断できました。

切断したボルトの頭部分です。

これでアームを取り外すことが出来ました。

錆で動かなかった部分です。
周りがゴムなのでゴムがしなり力が伝わりにくく、スペースもないので人の手だけでは厳しいです。

あとは新品のアームを取り付けるだけです。

右側のアームを取り付け

左側はボルトを切断したので新品のボルトを使って取り付けます。

無事左側も取り付け出来ました。

ちなみに最近のムーブなどは例のボルトは下から差し込み締めこんであるので仮に固着するようなことがあっても下側からインパクトレンチなどの機械を使うことが出来ますので、今回よりは容易に作業することが出来ると思います。

車両下部はスペースが充分あるので何かと応用が利きます。

続いてオイル漏れの修理です。
エンジンのオイルパン部分がオイルだらけになっていました。

ご覧の通りオイルの雫が出来ています。

漏れている個所を見つけるためバンパーを外し点検

オイルエレメントのブラケットとエンジンブロックの部分からのオイル漏れを確認。

オイルエレメントを外し

ブラケットを外しました。

エンジンブロック側につぶれたパッキンがくっついています。

パッキン(Oリング)をはがし

ブラケット部分を清掃

エンジン側も清掃

新品のパッキンを・・・

ブラケットにはめ込み

エンジンに取付

油圧センサー中心部分にオイルが滲んでいたので

新品に交換します。
このセンサーからのオイル漏れもあるあるです。

新品のセンサーを取り付け

ヘッドカバーからもオイル滲みがあったのでついでにパッキン交換しますが・・・

ヘッドカバーを外すにはエア
クリーナーケース、スロットル
ボディーなどを外さないと外せません。

更に油圧コントロールバルブも外さないとヘッドカバーが外せません。

やっと外れました。

エンジンを見てみると・・・

オイルが漏れていた痕がありました。

カバー側のパッキンは溝と平らになっていました。

パッキンが接触する部分を綺麗に清掃して油分を除去

新品のパッキンをカバーにはめ込みます。
新品はカバーの溝からこれだけ出っ張っています。

外した油圧コントロールバルブを外しついでに清掃

外した部品を元通りに組付け

組付け後、エンジンオイルを抜き

オイル交換

交換後、エンジンを始動して

オイル漏れがないか確認

ヘッドカバー側も確認

最後にバンパー、タイヤを取り付けて作業完了しました。

今回は内容が多く長くなってしましました。
年式の古い今回のムーヴは修理するには何かと手間がかかります。
コストの問題なのか?はわかりませんが、とにかく整備する側は大変なことが多い気がします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
お疲れさまでした。

ではまた・・・

担当 及川

 

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