ミニキャブトラックU42T タイミングベルト交換
こんにちは。
先日作業させていただきました三菱ミニキャブトラックのタイミングベルトとウォーターポンプの交換をお届けします。
まずはラジエータのクーラントを抜きます。
作業性の向上のため左右のシートを外し中央のメンバーも外しての作業です。（ボケた写真しかなくすみませんm(__)m）
外したラジエータですがたくさんのたんぽぽの種が引っかかっています。
エンジンのフロントカバーを外すとタイミングベルトが見えます。
先にウォーターポンプから外し
新品のポンプとパッキンに・・・
交換
次にタイミングベルトを外し
外したタイミングベルトをチェックすると無数の細かいひびが入っていました。
今回はこのタイミングベルトとテンショナープーリーを交換します。
タイミングを合わせてベルトを掛け
クランクシャフトを回し上死点にセット。
このエンジンにはバランスシャフトが付いているためバランサーのタイミングも合っているかを整備解説書に習いチェックします。
ドライバーにテープを巻きましたがテープの位置まで点検口に挿入出来ればタイミングはＯＫとの事
では挿入して見ます。
無事テープ位置まで挿入出来ました。
タイミングは合っています。
最初に外したラジエータを清掃します。
綺麗にゴミを取り向こう側が透けて見えるようになりました。
あとはクーラントを入れエンジンをかけてエア抜きを行い
室内のパーツを元通りに復元
走行テストも非常に良好です。
途中気になっていたのですが、ドアの開きが渋かったのでヒンジに給油し開け閉めしやすいようにしました。
ついでに運転席側も給油させていただきました。
もちろんサービスです。
今回のエンジンはベルト廻りの構造は単純に見え簡単に作業出来そうですが、注意深く作業しないとエンジンのピストンとバルブが干渉してしまいエンジンを壊してしまいます。
特にタイミングがずれた状態でエンジンを始動させようとクランキングさせてしまった場合、エンジンが破損しエンジンのオーバーホールなんて事態になったりします。
こういった作業はしっかりと知識と技術を持ったところに作業を依頼することが大事です。
ではまた・・・
担当 及川
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