ホンダフィット エアコン修理
こんにちは。
今日も朝からとても暑い1日でした。
こちらは相変わらずエアコン修理に励んでおります。
今回はホンダのフィットです。
数日前から突然エアコンが効かなくなり行きつけのガソリンスタンドで見てもらったそうです。
その際、高圧側が詰まっているので直してもらった方がいいと言われて当社で直してほしいとのご依頼がありご入庫となりました。
冷媒を落ち着かせた後、バランス圧を測定することにしました。
バランス圧を見てみると・・・う～ん低圧、高圧ともに同じ圧力で詰りはなさそうです。
実際にエアコンを作動させてみるとコンプレッサーは作動していますが冷たい風は全く出ません。
すると高圧側のゲージが跳ね上がっています。
原因はこれ、クーラーコンデンサーのファンが止まっています。
ファンが回らないことによりコンデンサーを冷やすことが出来ずこの様な事態が起きてしまったんですね。
ファンの電源、ファンのリレーに異常はなく
モーターのコネクターまで問題なく電圧がかかっていますのでおそらくはファンモーター本体の故障ですね。
バンパーを外しクーラーコンデンサーを外さないとファンモーターが外せないので・・・
冷媒を一旦回収します。
このボンベに抜いた冷媒ガスを溜めています。
冷媒の回収完了！
配管を外してコンデンサーを外します。
コンデンサーが外れました。
念の為ファンに直接電圧をかけてみます。
やはりファンは動きませんでした。
と言う事でモーターを外します。
故障していたモーターが外れました。
新品のモーターを組み込みます。
組付けたファンをコンデンサーに取付
配管のOリングを交換
切り離した配管のOリング全て交換してコンデンサーを取付。
あとは真空引きを行い
真空引き完了後
30分程放置
約30分経過後
ゲージをチェック・・・異常なし
回収した冷媒を充填します。
充填後エアコンを作動させ状態を見ます。
ファンは元気に回っています。
排水ドレンから水が排水され正常に作動しています。
吹き出し口の温度を測ると・・・
5℃の冷風が出ていて良好です。
その他、お客様からACスイッチのランプが点かないので直してほしいとのご依頼も受けていたのでまずはオーディオを一旦取外し
ACスイッチをオーディオパネルから外し切れていた電球を交換
電球を換えたスイッチをパネルの戻しオーディオを取付
ちゃんと点灯するようになりました。
ここのところエアコンを直しても直しても次々にエアコン修理が入ってきます。
既にエアコン修理のご予約も入っている状況です。
エアコンは突然効かなくなったり壊れたりしますが壊れる前から予兆などは現れていたりします。
ですので今冷風が出ているから大丈夫！などと思わずエアコンのコンディションの点検も行うことが望ましいと思います。
ではまた・・・
担当 及川
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