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ダイハツタント予防整備

こんにちは。
今日お届けさせていただきます内容は先日行いましたダイハツタントの予防整備です。

去年の車検時にご提案させていただいた修理をお願いしますとの事でお預かりしました。
今回の修理内容は・・・ブレーキパッドの交換、左右のロアアームのジョイントブーツ、左タイロッドエンドブーツの交換です。

ブレーキパッドはだいぶすり減っていますが、ブレーキパッドの交換は後ほど行います。

右ロアアームのボールジョイントブーツの状態は・・・

破れてはいませんが深いひびが入っています。

左側は・・・

同じく深いひびが入っていました。

そして左タイロッドエンドブーツは・・・

こちらも深いひびがあります。

これらの交換は足回りを分解しないと交換が出来ないのでまず車輪速センサーを慎重に外します。
錆で固着して取りにくいですが無理に外そうとすると破損します。

破損せず取れました。

ナックルアームからドライブシャフトを抜き

ジョイントからナックルアームを外すとこの様にブーツが交換できるようになります。

左側も同じように分解

ブーツを取外すとこの様な状態に

ジョイント部分にグリスをしっかりと塗布

グリスを塗布したらブーツを取付

あとは元通りに組付け完了!

左側のタイロットエンドをナックルアームから外し

ブーツを取外し

ジョイントにグリスを塗布

新品のブーツを取付ます

ブーツを取付たタイロットエンドをナックルアームに組付けてこちらも作業完了!右側は去年の車検時に破けていたので既に交換済みです。

最後に摩耗したブレーキパッドを外して

新品のパッドを・・・

交換して組付けます。

パッド交換の際にブレーキのキャリパーピストンを押し戻し油量が変化するので油量を調整。

一旦タイヤを付けてハブのロックナットを規定トルクで締付

規定トルクで締め付けたロックナットを緩み止めのため、かしめます。

ロックナットをかしめたら改めてタイヤを取付てクリップナットをトルクレンチで締付。

最後に走行し異音などがないか点検して作業完了しました。

この車両は去年の車検の際、右側のタイロッドエンドと言う部分のボールジョイントのブーツが破れていて車検に通らない状態でした。
その他のブーツは破れてはいないもののひびが入り始めていました。
とりあえず破れた箇所のみ修理して車検を通すことになりましたが、その他のブーツに関しては「破れる前の交換修理が望ましいです。」とご提案させていただいていましたので、今回のご依頼となり修理させていただきました。
この手のブーツは破れたまま使用を続けると、雨などでジョイントのグリスが洗い流されグリスがなくなった金属のジョイントは錆などが発生し急速にジョイントが摩耗してジョイント抜けなどが起こります。
ジョイント抜けすると最悪ハンドルが効かなくなり事故につながる可能性があるので決して侮れません。
なのでこの様な予防整備を行うことは非常に重要になります。

何か起こる前に・・・しっかりと予防整備をしましょう!

ではまた・・・

担当 及川
 

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