ダイハツコンテ オーバーヒート
今日はダイハツコンテです。
オーバーヒートしてしまいガソリンスタンドで冷却水を補充してもらったそうですが再びオーバーヒートするので見てくださいと入庫しました。
早速点検してみます。
H20年車のコンテ現在は販売していない車両です。
冷却水のリザーバータンクにほとんど不凍液がありません。
おそらく冷却水漏れによるオーバーヒート現象ですね。
正面から観察するとｸｰﾗｰｺﾝﾃﾞﾝｻｰを上部がピンク色になっています。
フロントバンパーを外し
ラジエータ上部にあるフレームを外し
クーラーコンデンサーをラジエータから切り離すと・・ラジエータから漏れた冷却水がコンデンサー上部に大量に溜まっていました。
ラジエータ本体を外してみると・・・
ご覧の通りラジエータのアッパータンクと呼ばれる箇所から冷却水が漏れてました。
こうなるとラジエータの交換が必要です。
ラジエータファン部分を切り離し綺麗に清掃
クーラーコンデンサーも綺麗に清掃しました。
新品のラジエータに
清掃したファンを取付！
車体に組付けフレームも取付けます。
組み上がったら冷却水を入れていきます。
一度冷却水を抜いて作業してヒーター系にもエアーが混入していますので温度をHIに設定。
エンジンを始動しエア抜きをします。
エアーがコポコポ出てきて液面が下がっていきます。
今日は曇りですが
工場は32℃になっています。
まだまだ暑い日がつづきますね。
そうしてる間にもヒーターに風は熱くなり順調にエアーが抜けてきています。
エア抜きが出来たらバンパーを取付
走行してオーバーヒートしないか確認・・水温は安定しています。
走行後CVTフルードの湯量も調整
作業箇所からの漏れの点検
漏れかないのを確認後
冷却水のリザーバータンクの量を調整し作業完了しました。
オーバーヒートにはいくつかの原因がありますが、今回の原因はラジエータからの冷却水漏れによりエンジンを冷やす冷却水の量がなくなることによるオーバーヒート現象でした。
ラジエータを交換することにより症状は改善されました。
それではまた・・・
担当及川
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